トレハロース生成酵素の発見
かつて、酵母から抽出されていたトレハロースは、林原がでん粉から直接トレハロースを作る2つの酵素を発見し、安価な大量生産方法を開発したことで、コストダウンしました。これにより、こちらのサイトで紹介するようなトレハロースの隠れた力が発見されて、様々な用途が広がってきました。
林原のトレハロースは、水飴やぶとう糖と同じように、トウモロコシなどのでん粉から作られています
でん粉はぶどう糖がいくつも繋がったもの。そこに2つの酵素を作用させてトレハロースがつくられます。 ひとつは端っこのぶどう糖をひっくり返してトレハロースの構造にするもの(酵素1)。もうひとつは、トレハロースの構造になった部分をでん粉から切り離すもの(酵素2)。2つの作用が幾度も繰り返され、多くのトレハロースができます。
このできたトレハロースを精製したのち、濃縮し、結晶化することにより、製品「トレハ」として仕上げます。
この反応を繰り返してトレハロースが多量に生成される
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- トレハを製造している岡山機能糖質工場
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- トレハの粉末